8日午前の愛媛県内は上空の強い寒気や放射冷却の影響でぐっと冷え込み、県内15観測地点中5地点で観測史上最低の最低気温を記録した。松山地方気象台によると、宇和で氷点下12度、長浜で氷点下4・2度など。
大洲と大三島ではそれぞれ氷点下7・3度、氷点下6・2度となり、2日続けて記録を更新した。

 松山南吉田でも2011年1月16日の氷点下3・1度を1度下回る氷点下4・1度を記録。松山城の堀(松山市堀之内)には氷が張り、行く手を阻まれる白鳥やカモの姿も見られた。散歩中の高齢者らが凍った水面を眺めながら「すごい」「珍しいね」などと歓声を上げた。